パンの保存方法
パンは生モノ。
当然日が経てば、カビが生えますし腐りもします。
特にパンチキチキのパンは保存料などの添加物を使っていませんので、コンビニの食パンのように長期間の保存が難しいパンです。
ですが、適切な方法であればある程度の日持ちは可能です。
日持ちをさせる為のポイントは、なんといっても水分の管理が重要になります。
パンの水分をいかに管理するかで、日持ちの幅が変化します。
なお、以下に挙げる内容はあくまで目安です。
また、調理したパンではなく食パンなどのプレーンなパンについての内容です。
ご注意ください。

繊細な生地のバゲット

保存食でもあったラスク
常温での保存
パンをおいしく食べるために一番良いのは、早めに食べる事。
もちろん焼き立てのパンには焼き立て特有のおいしさがあるのですが、冷暗所で1日寝かしたパンは味が馴染み深みが増し、より味わい深くなります。
季節によりますが、室温や湿度が高く無ければ常温で2日がおいしく食べられる目安です。
2日以内で召し上がられるのでしたら、常温でも問題はありません。
とくに何をするでも無く常温で置いているだけですので、水分がそのままでありカビが生えやすい状態です。
夏場は特にご注意ください。
冷蔵庫での保存
冷蔵庫での保存は、すぐには食べないけれど少し後で食べるといった際には適しています。
冷蔵庫保存では水分が抜けるため、風味や食感に悪影響が出ます。
長くとも4日以内にはお召し上がりください。
水分が抜けるためカビは生えにくくはなりますが、おいしく無くなっては本末転倒です。
なお、冷蔵庫でパンを冷やすメリットは保存の効果だけではありません。
熟成の効果と身が締まる効果があります。
前述の常温のご説明の際に触れましたが、パンを寝かせると味が馴染みおいしくなります。
冷蔵庫での短期間の保存は、まさに冷暗所で寝かせる事と同等です。
焼き立てのパンの味とは違う奥深い風味と味わいがお楽しみいただけます。
パンを冷やせば身が締まりますので、柔らかなドミとは言えど切りやくなります。
固まりでご購入いただいた場合切るのが大変なこともあるでしょう。
その場合は、一度冷蔵庫冷やしていただければスライスしやすくなります。
当店のドミであれば老化が遅く復元力も強いので、冷蔵庫にしばらく入れても常温に戻すだけでおいしく召し上がれます。
もちろん、軽くトーストしていただければ香ばしさも加わりさらにおいしくなります。
なお、フランスパンに関しては冷蔵庫には入れないでください。
生地が傷み易く、冷蔵庫で保存してしまうと風味も食感も薄れてしまいます。
常温か、後述の冷凍庫での保管をお願いします。
冷凍庫での保存
パンを後でおいしく食べたい場合には、冷凍庫での保存が適しています。
冷凍庫であれば水分を凍結させるので、パンから水分が抜ける事がありません。
また、カビが繁殖できる温度ではないためカビも抑えられます。
冷蔵庫では傷んでしまうフランスパンも、冷凍庫であれば保存可能です。
冷凍庫での保存は一週間以内とお考えください。
保存自体ができても、一週間以上経てばどうしても風味が落ちます。
おいしく召し上がっていただくためには、やはりこの辺りを目処にしていただければと思います。
冷凍庫に入れる際は、最初から1食分づつに切り分けてからラップに包んで保存する事をお勧めします。
固まりのままだと解凍と冷凍を繰り返す事になり、パンに悪影響が出てしまいます。
回避するには、最初から切り分けて必要な分だけ召し上がる方が効果的です。
なお、解凍はレンジではなく自然解凍が最適です。
常温で30分から1時間程おけば自然解凍完了です。
軽くトースターで温めれば風味が戻り、おいしく召し上がれますので是非お試しください。







