パン・ド・ミ(食パン)の工程
- 1:湯種(ゆだね)の仕込み
- パン・ド・ミ(食パン)を焼き上げる前日まず「湯種(ゆだね)」を仕込みます。
- 湯種とは?
- 「お湯で小麦粉をこねて作った前日種」のこと。
小麦粉をお湯でこねると、水でこねた場合よりもたくさんの「グルテン質」が形成されます。このグルテン質がパン・ド・ミの「もちもちっ」とした食感を作ります。
グルテン質が形成されたら、余分なでんぷん質を洗い流して湯種の完成です。
- 3:一次発酵
- 生地がなめらかにこね上がったら、生地を休ませて発酵させます。当店のパン・ド・ミの場合は、一次発酵として1時間寝かせます。
なお、パン・ド・ミを制作する際は、工房の室温を35度に保ちます。これも「もちもち食感」を出すため。
逆にフランスパン(バゲット)では、グルテン質の形成を抑えるために室温は25度に設定します。
- 5:成形
- 鏡餅のように丸めた生地を食パンの型に入れて成形します。
当店が使用している型では、生地が4つ入ります。だから、食パン上部のもこもこっとした「山」の数も4つになるんですね。

- 7:焼成
- 二次発酵で二倍に膨らんだ生地を電気釜で45分焼きます。

- 9:完成
- パン・ド・ミの完成です。
ふわふわしっとりの美味しそうなクラム(内側の柔らかい部分)をご覧ください!
通常の食パンにはない、パン・ド・ミ独特の光景です。

- 2:ミキシング
- フランスパンの基本的な材料である「小麦粉・水・塩」に、一晩寝かせた「湯種」を加えて、ミキサーにかけます。
パン・ド・ミの場合は、ここでも「もちもち」した食感を出すために、他のフランスパンよりも長めにミキシングします。

- 4:生地の分割
- 一次発酵を終えた生地は「スケッパー」という生地を切る専用の道具で切り分けます。
切り分けたら、後で山形の食パンに成形しやすいよう、鏡餅のような形に丸めていきます。
ちなみに、この作業をしている間でも生地は発酵し続けているので、手早く素早く迅速に作業していきます。
- 6:二次発酵
- 型に入れた生地を発酵機に入れて、二次発酵させます。
当店のパン・ド・ミでは、二次発酵で1時間寝かせます。
生地の膨らむ力を型で横から抑えることにより、食パンの高さになります。
- 8:冷ます
- 約2~3時間ほど冷まします。
焼きたてのパンはとても熱く、すぐに切ることができないためです。
その熱がおさまるまでに、これだけの時間がかかります。

- 10:箱詰め~発送
- 最後に梱包して、クール宅急便(冷蔵タイプ)で皆様の元へお届けします。
クール便でお届けする理由
当店のパンはクール便での配送を基本としています。
通販でパンを販売している他店は、常温が多いのにも関わらずです。
その理由は、鮮度が重要なこと。
そして、パンの味を引き出すことにあります。
釜から出した焼きたてが美味しいことは当然ですが、パンを1日ほど冷暗所で寝かせることで味がなじみ、さらに美味しくなるのです。
当店ではクール便を利用することにより、この寝かせるという工程を作り出しています。
そのため、出荷時が100%ではありません。
お客様のお手元に届いてからトースター等で温めることで、本当の焼きたての味100%となるのです。
保存方法
宅配便が届いたら、まず用途に応じて、パンを冷蔵庫と冷凍庫に入れてください。
冷蔵庫での場合は、着日から4日。
冷凍で一週間は美味しく召し上がれます。
また、常温で保存される場合は、着日から3日以内にお召し上がりください。
美味しい食べ方(解凍方法)
冷蔵庫や冷凍庫で保管したパンは、なかなか美味しく焼けない。
そう思う方は少なくないのではないでしょうか?
当店では、保存方法として冷蔵や冷凍をお勧めしています。
そこで、美味しいパンを食べるための解凍方法などをお伝えします。
特に冷凍庫で保存されたパンの場合は、常温で1時間放置して自然解凍してください。
解凍が終わったら、トースターで約2分間温めてください。
本当の焼き立ての美味しさの完成です!